プロフィールを見られる時間は、ほんの数秒です。その数秒で「自分に関係がある」「この先も見たい」と感じてもらえるかどうかで、フォローされるかが決まります。 逆に言えば、フォロワーが増えない原因のうち「届いているのにフォローされない」部分は、プロフィールの見直しで改善できる余地が大きい部分です。 ポイントは次の5つです。

ポイント1:名前欄に「検索される言葉」を入れる

Instagramのアカウント名(ユーザーネームではなく、太字で表示される名前欄)は、アプリ内検索の対象になります。 ここに本名やブランド名だけでなく、「あなたが何をしている人か」を表す言葉を入れておくと、検索から見つけてもらいやすくなります。

△ 「Yuki」だけ

◯ 「Yuki|お弁当レシピ」「Yuki|30代の節約料理」

ジャンルを表す言葉を1つ添えるだけで、「何の人か」が名前の時点で伝わります。詰め込みすぎず、一番伝えたい1語にしぼるのがコツです。

ポイント2:自己紹介文の1行目で「誰向けか」を言い切る

自己紹介文(バイオ)は上から読まれ、最初の1行が一番見られます。ここで「誰の・どんな悩みに向けた発信か」を言い切ると、当てはまる人が「自分のことだ」と感じてフォローしやすくなります。

△ 「日々のあれこれを投稿しています」

◯ 「忙しい平日でも作れる、15分の夜ごはんを毎日紹介」

「あれこれ」「いろいろ」といったぼんやりした言葉は、読んだ人が自分に関係あるか判断できません。対象と内容を具体的にするほど、刺さる人には強く刺さります。

ポイント3:「フォローすると何が得られるか」を書く

人がフォローするのは、この先も自分にとって役立つ・楽しい何かが続くと感じたときです。 自己紹介の中に「フォローすると何が受け取れるか」を一言入れておくと、フォローの後押しになります。

ポイント4:信頼できる人だと伝わる要素を1つ入れる

実績や経歴がある場合は、さりげなく1つ入れると安心感につながります。ただし盛らない・誇張しないこと。事実だけを短く書くのが、かえって信頼されます。

実績がなくても問題ありません。その場合は「同じ目線で一緒に進んでいる」というスタンス(例:「私も独学で勉強中」)を正直に書くほうが、共感でフォローされることもあります。 無理に専門家らしく見せる必要はありません。

ポイント5:行動の入り口(リンク・ハイライト)を整える

プロフィールは「見て終わり」ではなく、次の行動につなげる入り口でもあります。リンク欄や、ストーリーズのハイライトを使って、見に来た人が迷わず次に進めるようにしておきます。

プロフィールでやりがちな、もったいない例

悪気はないのに、初めて来た人を逃してしまいやすいパターンがあります。当てはまっていないか、チェックしてみてください。

情報を詰め込みすぎて、結局何も伝わらない

あれもこれもと書きたくなりますが、自己紹介文は短く、読まれるのは数行です。 要素が多すぎると一番伝えたいことが埋もれてしまいます。「これだけは伝えたい」を1〜2個にしぼり、残りはハイライトや投稿で補うほうが、結果的によく伝わります。

絵文字や記号だけで「内容」が無い

絵文字は雰囲気づくりに役立ちますが、絵文字や飾りだけで言葉としての中身が無いと、検索にもかからず、何の人かも伝わりません。 絵文字は「言葉を読みやすくする補助」として使い、伝えたい内容は文字で書くのが基本です。

内輪向けの言葉で、初めての人が置いていかれる

既存のフォロワーに向けた内輪のノリや略語ばかりだと、新しく来た人は「自分は対象じゃない」と感じて離れてしまいます。 プロフィールは「まだあなたを知らない人」が読む前提で、できるだけ平易な言葉で書くと取りこぼしが減ります。

見直すときの順番

全部を一度に直そうとすると手が止まります。効果が出やすい順に、①自己紹介の1行目 → ②名前欄 → ③得られる価値の一文 → ④信頼要素 → ⑤リンク・ハイライトの順で1つずつ整えるのがおすすめです。 直したあとは、知らない人になったつもりで自分のプロフィールを上から読み返すと、伝わっていない部分に気づけます。

プロフィールを整えたら、次は「届ける」と「続ける」

プロフィールはあくまで「来てくれた人を取りこぼさない」ための土台です。フォロワーを伸ばすには、これと並行して新しい人に届ける(発見される)ことと、地道な発信を続けることが必要になります。 この全体像はフォロワーが増えない原因と運用の見直し方でまとめています。

私はこうした運用の考え方をベースに、Instagram運用ツール「GramShift(グラムシフト)」を開発・運用しています(このサイトは GramShift の公式サイトです)。 ツールは「届ける・続ける」のうち、手間がかかって続けにくい関わりの部分を、人間らしいリズムで無理なく続けるのを助けるものです。 ただしプロフィールやコンテンツの中身は、ツールではなくあなた自身が整える部分で、そこはツールに任せられません。そこも正直にお伝えしておきます。

開発の経緯や運用でつまずいた話は、開発者ブログ SaaS Diary で公開しています。

まとめ