ノノグラムとは?(数字で絵を描くロジックパズル)

ノノグラムは、格子状のマス目と、その上・左に並んだ数字だけを手がかりに、「どのマスを塗るか」を論理的に決めていくパズルです。すべてのマスを正しく塗り分けると、ドット絵のような1枚の絵が完成します。「お絵かきパズル」「数字パズル」などと呼ばれることもある、世界中で親しまれているロジックパズルのジャンルです。

いちばんの特徴は、正解が必ず1つに決まり、数字だけを根拠に導けること。あてずっぽうで塗る必要はなく、「ここは絶対に塗る」「ここは絶対に塗らない」を一マスずつ確定させていく、静かで気持ちのいい思考パズルです。

「ピクロス」「イラストロジック」——呼び名がたくさんあるのはなぜ?

同じパズルなのに、呼び名がいくつもあります。検索していて混乱するところなので、先に整理しておきます。指しているものは全部同じです。

呼び名どこから来た名前か
ノノグラム英語圏で一般的な呼び方(NONOGRAM)。この記事のURLもこれです
ピクロス「ピクチャー・クロスワード」を略した造語。第1作は1995年3月14日の『マリオのピクロス』(任天堂およびジュピター)。商標は任天堂が取得しています
お絵かきロジック世界文化社の登録商標で、同名のパズル誌が刊行されています
イラストロジック(イラロジ)日本のパズル雑誌で広まった呼び名

もともとは1988年に西尾徹也さんといしだのんさんの2人が、それぞれ独立に発案したパズルで、同じ年の7月2日に別々の雑誌で同時に発表されました。同時期に2人が別々に思いついたので、雑誌ごとに違う名前が付き、それがそのまま残っている——というのが呼び名の多さの理由です。

先に書いておきます。この記事で紹介している「ピクトラ」は、私たち GRAMSHIFT が独自に作ったノノグラムのアプリです。『ピクロス』シリーズや『お絵かきロジック』とは別のアプリで、関係はありません。遊びの種類が同じ、というだけです。

つまり「ピクロスのやり方が知りたい」「イラストロジックの解き方が知りたい」で来た方も、そのまま読み進めて大丈夫です。ルールは同じです。

基本ルール

ロジックパズルというと難しそうに聞こえますが、ノノグラムのルールはとてもシンプルです。覚えることは3つだけ。

下は「5マスの列に数字が『2 1』」のときの完成例です。2マス塗り → 空き → 1マス塗り、になっています。

2 1
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遊び方の手順(はじめての1枚)

① 大きい数字のラインから見る

マスの幅に対して数字が大きいライン(たとえば10マスに「8」など)は、塗る場所がほぼ決まります。まずそこから塗ると、確定マスが一気に増えて、他のヒントも読み解きやすくなります。

② 「必ず塗れるマス」を探す

数字が幅いっぱいでなくても、左に寄せた場合と右に寄せた場合で重なるマスは必ず塗れます。10マスに「8」なら、左寄せと右寄せで6マスが重なるので、その6マスは確定です。この「重なり」を探すのが最初の突破口です。

③ 塗らないマスに×を付ける

「ここはもう塗れない」と分かったマスには×を付けます。塗るマスと同じくらい、塗らないマスを確定させることが大事。×が増えるほど、残りの数字の置き場所が絞られていきます。

④ 行と列を行き来する

1つの行で塗ったマスは、その列のヒントにも効いてきます。行 → 列 → 行…と視点を往復させながら、確定マスを少しずつ広げていくのがノノグラムの基本の流れです。

⑤ 絵が見えてきたら一気に

半分ほど進むと「これは動物かな?」と絵が予想できてきます。ただし最後まで数字で確認するのがコツ。絵の予想で塗ると、思い込みのミスが起きやすくなります。

解くための3つのコツ

この3つを意識するだけで、「手が止まってどこも塗れない」状態はほとんどなくなります。ノノグラムは詰まったら必ずどこかに確定マスがある——それを見つける宝探しのようなパズルです。

無料で遊べるノノグラムアプリ「ピクトラ」

ロジックパズルが好きな人に、まず試してほしいのがアプリ版です。紙のノノグラムは消しゴムで直すのが大変ですが、アプリなら塗る・消すが一瞬で、×印も自動で管理できます。私は「ピクトラ」という無料のノノグラムアプリを開発・公開しています(このサイト GRAMSHIFT の制作物です)。

※ 広告つきの無料アプリです。プレイの邪魔になりにくい、やさしい頻度で表示しています。

まとめ