麻雀ソリティアとは?(麻雀の知識はいらない絵合わせパズル)

麻雀ソリティアは、ピラミッドのように積み上げられた麻雀牌の中から、同じ絵柄の牌をペアで見つけて取り除いていくパズルです。牌を全部取り切れたら1面クリア。世界中のPC・スマホで遊ばれてきた、牌合わせ(タイルマッチング)パズルの定番です。

「麻雀」と名前がついていますが、使うのは牌の絵柄だけ。役も点数も対戦相手も出てきません。入り口は神経衰弱のように気軽なのに、「どの牌から崩すか」に戦略がある——そのバランスが長く愛されている理由です。

「上海」と麻雀ソリティアは何が違うのか

同じ遊びなのに、呼び名が2つあります。「麻雀ソリティア」は遊びそのものを指す一般的な呼び方で、「上海」はこの遊びを広めた製品の名前です。日本では「上海」の呼び方のほうが先に定着したので、いまでも上海と呼ぶ人が多くいます。

もとになった『上海』は1986年7月にアメリカのアクティビジョンから発売されたゲームで、ゲームデザインとプログラムはブロディー・ロッカードが担当しました。日本では2001年からサン電子が総代理店となり、2005年のニンテンドーDS版以降はサクセスが新作を開発しています。英語圏では最初から「Mahjong solitaire」と呼ばれてきました。

まぎらわしいので先に書いておきます。この記事で紹介している「マジョリア」は、私たち GRAMSHIFT が独自に作った麻雀ソリティアのアプリです。『上海』シリーズとは別のアプリで、関係はありません。遊びの種類が同じ、というだけです。

つまり「上海のルールを知りたい」「麻雀ソリティアのやり方を知りたい」は、探しているものが同じです。この記事の内容はどちらにも当てはまります。

「四川省(二角取り)」との違い

麻雀牌を使う一人用パズルには、もうひとつ「四川省」という有名なものがあります。「二角取り」とも呼ばれます。名前が似ているので混ざりがちですが、盤の作りも、取れる条件もまったく違います

ひとことで言うと、上海は「どの牌が掘り出せるか」を考える遊び、四川省は「どこを通せば結べるか」を考える遊びです。積み上がった山を崩していく感触が好きなら、この記事で扱っている麻雀ソリティアのほうです。

基本ルール(取れる牌は「自由な牌」だけ)

ルールの核心はひとつだけ。どの牌でも好きに取れるわけではなく、「自由な牌」だけが取れるという点です。

この条件を満たす牌の中から、同じ絵柄を2枚選ぶと取り除けます。下の図で言うと、両端の牌は取れますが、真ん中の牌は左右を挟まれているのでまだ取れません。

牌を取り除くと、その下や隣の牌が新しく「自由」になります。取れる牌が少しずつ入れ替わっていくのが、このパズルの面白さの土台です。

遊び方の手順(はじめての1面)

① まず盤面をながめて「取れる牌」を確認する

最初にすることは、いま取れる牌(自由な牌)がどこにあるかの確認です。多くのアプリでは取れる牌が明るく表示されます。焦って手前から消し始める前に、山の高い場所・長い列がどこにあるかをざっと見ておきましょう。

② 高い山・長い列の端から崩す

高く積まれた山の下の牌や、長い列の中ほどの牌は、周りを崩さないと取れません。だから高い山と長い列を優先して崩すのが基本方針。平らな場所の牌はいつでも取れることが多いので、後回しで大丈夫です。

③ 同じ絵柄は「4枚」あることを意識する

多くの盤面で、同じ絵柄の牌は4枚(2ペア分)入っています。見えている2枚を安易に消すと、残りの2枚が別の牌の下に埋まったまま……ということも。4枚とも見えている絵柄は、どの2枚同士で組むかを一呼吸考えてから取ると、後半がぐっと楽になります。

④ 迷ったら「盤面が開く方」を選ぶ

取れるペアが複数あるときは、取ったあとに新しく取れる牌が多くなる方を選びます。特に、山の上段の牌や列の端の牌を含むペアは盤面がよく開きます。

⑤ 困ったときの道具(もどす・シャッフル)を恐れない

手が止まったら、1手もどす(アンドゥ)やシャッフルなどの道具を使いましょう。紙のパズルと違って、アプリは試行錯誤しながら上達していく遊び方ができます。

詰まないための3つのコツ

ただし、ここで正直な話をひとつ。じつは昔ながらの麻雀ソリティアは、配り方の運が悪いと、どんなに上手に打っても解けない盤面が生まれることがあります。「詰んだのは自分のせいじゃなかった」——これがこのジャンルでいちばん悲しい瞬間です。

「手詰まり」は自分のせいなのか

途中で取れるペアが1組も無くなることを手詰まり(詰み)と言います。ここで大事なのは、手詰まりには2種類あるということです。

従来の麻雀ソリティアは牌をランダムに積んで配るものが多く、後者が混ざります。手が止まったとき、それが自分の失敗なのか配り方なのかを判別できない——これが遊んでいていちばん納得できない部分です。次の項目は、そこへの答えです。

「必ず解ける」麻雀ソリティアという答え

私が開発した無料アプリ「マジョリア」は、この問題への答えとして作りました(このサイト GRAMSHIFT の制作物です)。マジョリアのすべての盤面は、解き終わった状態から逆順に牌を積んで生成しています。つまり、どの盤面にも正しい取り順が必ず存在することが仕組みの上で保証されています。行き詰まったときのシャッフルも、シャッフル後に必ず解けることを確認してから配り直します。

※ 広告つきの無料アプリです。表示するのは画面上部の小さなバナーのみで、全画面の割り込み広告はありません。動画広告は、ごほうびが欲しいときに自分で「見る」を選んだ場合だけ流れます。

まとめ